行政書士試験の本番まで、残り約2週間となりました。
「まだ模試で合格点に届いていない…」
「暗記が追いついていなくて不安でたまらない」
そんな焦りや不安を感じている方も多いのではないでしょうか。
行政書士試験は、最後の2週間の過ごし方次第で合否が大きく分かれます。
今回は、行政書士試験を突破した経験から、「合格を引き寄せるために残り2週間でやるべきこと」と「絶対に避けるべきNG行動」を具体的にお伝えします。
直前の貴重な時間を無駄にせず、自信を持って本番を迎えるための参考にしてください。
残り2週間で「やるべきこと」4選
直前期に新しい知識を広げる必要はありません。「いま持っている知識を確実に得点へ変える作業」に集中しましょう。
① 過去問・模試の「間違えた問題」のリピート
これまで解いてきた肢別過去問集や模試で、「間違えた問題(または自信がなかった問題)」をピンポイントで復習します。
ただし、復習するのは、受験生のだれでも解けない超難問レベルではなく、受験生であればだれでも解けるであろう、もしくは受験生の半分以上は解けるであろう、比較的易しい~普通レベルの問題です。本試験でもこのレベルの問題を落とすことは致命的です。
- 解説をじっくり読むのではなく、「なぜ誤りなのか(正解の根拠)」を即答できるか確認する
- 正解できる問題は飛ばし、曖昧な知識だけを高速で回転させることで、直前で数点〜十数点の底上げが可能
② 行政法・民法の「条文・数字・基本判例」の総点検
得点源である行政法と民法は、直前の暗記確認がダイレクトに点数に結びつきます。
| 行政法 | 行政手続法・行政不服審査法・行政事件訴訟法の「申請/不利益処分」「教示」「教示の有無による効果」などの違いや期間(数字)の再確認 |
| 民法 | 親族・相続分野などの知識問題、要件・効果の最終確認 |
| 判例 | 重要判例の「結論(合憲・違憲、有効・無効など)」の最終チェック |
③ 記述式対策は「キーワードの書き出し」に絞る
記述式で丸暗記しようとすると時間が足りなくなります。
- 過去問や予備校の予想問題集を見返し、「問われそうな要件」と「必須キーワード(40字の核になる語句)」を手書き(または頭の中で復唱)で確認する
- 完ぺきな文章を書く練習よりも、「キーワードを落とさずに書く」訓練を優先する
④ 「基礎知識」の足切り回避チェック
基礎知識科目で足切りになると、どれだけ法令科目ができていても不合格になってしまいます。
- 文章理解:本番では確実に全問正解が求められるので、試験超直前期に毎日1問解いて「解き方の感覚」を維持する
- 個人情報保護関連・行政書士法など諸法令:条文知識の確認で手堅く得点源にする
- 時事:直前予想本や予備校のまとめ動画などを活用し、浅く広く確認しておく
直前期に「絶対にやってはいけない」2つのNG行動
直前期は焦りから失敗した行動をとってしまいがちです。以下の2点には特に注意してください。
✕ 新しい参考書や問題集に手を出す
不安になると市販の「直前予想問題集」などを追加で買いたくなりますが、新しい教材を増やすのは厳禁です。
消化不良を起こして自信を失う原因になります。これまで共に戦ってきた手持ちのテキスト・過去問集を信じて使い倒しましょう。
✕ 睡眠時間を削って勉強する
試験本番は 13時〜16時の3時間という長丁場です。
夜更かしをして体調を崩したり、本番の時間帯に頭が働かなくなったりしては元も子もありません。直前期こそ睡眠時間を十分に確保し、13時〜16時に脳のパフォーマンスが最大化する生活リズムを整えてください。
本番を見据えた「時間配分と解く順番」の固定
残り2週間の演習では、「当日と同じ解く順番・時間配分」を意識して取り組みましょう。
解く順番の例(個人的な順番です)
1.民法や行政法など、得点源となる分野からスタート
2.憲法、商法・会社法、基礎法学に取り掛かる
3.多肢選択・記述式の順に取り掛かる
4.基礎知識に取り掛かる
見直しのルール
迷った問題に時間をかけすぎず、一旦チェックをつけて飛ばす勇気を持つ
本番で慌てないために、「迷ったら一度飛ばして後で戻る」といったシミュレーションを頭の中で何度も行っておきましょう。
まとめ:自分を信じて、最後まで1点を掴みに行こう
行政書士試験は「179点」と「180点」の間に大きな壁があります。そしてその1点・2点を分けるのは、間違いなくこの最後の2週間の粘りです。
今まで積み重ねてきた努力は、絶対に嘘をつきません。
不安になったら「これまで解いてきた分厚い問題集」を見返してください。それだけの量をこなしてきた自分を信じてあげましょう。
体調管理を第一に、最後の1分1秒まで粘り強く走り抜けてください。

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