【初学者向け】韓国語学習で使用したテキストを紹介します!

「これから韓国語を学習したいが、どうやって学習したらいいかわからない」
「おすすめの学習方法を教えてほしい」

この記事では、韓国語のおすすめ勉強法について紹介していきます。

目次

外国語学習の5つの前提

ここでは韓国語に限らず、外国語を学習する際の5つの前提についてお伝えします。
「そんなことはわかっているよ~!」と思われる方は読み飛ばしてください。
ただ、お伝えする内容は外国語を学習するうえで前提となることなので、参考にして下さい。

①外国語学習は継続が必要

外国語の学習は、時間が掛かることを覚悟してください。掛けた時間に比例して身に付きます。
毎日15分や30分など少しの時間でも継続してその外国語に触れることが大事です。

②外国語学習における目標を決める

漠然と学習するだけでは長続きしません。なので、学習を始める際には目標を決めてください。
「海外旅行で現地の人と会話したい」「学習した外国語を使って仕事をしたい」「テレビドラマを字幕なしで楽しみたい」「外国語資格を取得したい」などいろいろあると思いますが、どんな内容でも構いませんでの、目標を決めてください。

③外国語学習の土台となるのは単語と文法とフレーズの3つ

【単語】学習スタートは単語帳は不要です。文法書に出てくる日常生活で高い頻度で使う単語に絞って覚えること。かならず音声を聞いて、口に出しすことで、ネイティブの発音に慣れること。聞こえない・聞き取れない単語は話せるようになりません。

【文法】文法の学習は、初心者用の薄い文法書で十分。最初は理解できなくても2~3周と繰り返すことで理解が深まります。その後の学習進捗に合わせて、別の文法書に進みましょう。

【フレーズ】日常でよく使われるフレーズを覚えるだけで、会話の幅が広がります。覚える際はできるだけ口に出してネイティブの発音を意識してください。

おはようございます」といったあいさつ
ありがとうございます」「すみません」といったお礼と謝罪
わたしは~です」「わたしは~が好きです」「わたしは~出身です」といった自己紹介
わたしは~が欲しい」「~してくれませんか?」といった要求と提案

④外国語学習はスタートダッシュが重要

外国語学習はスタートダッシュが重要です。まずは1つの言語を一日90分×2~3か月くらい集中して学習します。その後、一日の学習時間を減らして短時間の継続学習しつつ、平行して新たな外国語を集中学習するほうが良いです。

⑤英語以外の外国語を学習もあり

外国語を学習するときに、「まずは英語をやらないといけない」という考えは捨てることです。外国語学習は長期戦なので、自分の学習したい言語から始めるほうが長続きします。

NHKラジオ語学講座を利用

以前に韓国語を学習しようとして購入していた、2020年4月からスタートしたラジオ講座のテキストとダウンロードしていた音声データがあったので、こちらを使用することにしました。

NHKラジオ韓国語(ハングル)講座のポイント

  1. 1か月に1冊のペースで学習するのでペース配分がしやすい
  2. 1回の講座は15分に設定されているので無理なく進められる
  3. 多くの書店で購入でき、1か月のテキスト代の安価なので続けやすい
  4. 週に数回リピート放送があるので聞き逃しても安心
      →1か月分の音声データを購入すれば、放送時間に関係なく自分のペースで学習できる

2020年4月から開始したNHKラジオ韓国語(ハングル)講座は、通常であれば4月~9月の6か月間がひとくくりなのですが、コロナの影響で、4月~6月で前期(7月~9月はリピート放送)、10月~12月で後期(2021年1月~3月はリピート放送)となる変則的な講座となっています。

学習を始めるには、テキストと、音声を聞くためのダウンロードチケットもしくは音声CDを購入する必要がありますが、音声CDよりダウンロードチケットのほうが安価です。

 テキスト → 1冊580円(本体代527円+税)
 音声ダウンロードチケット → 1冊990円(本体900円+税)
 音声CD → 1枚1700円(本体1545円+税) 
 
 上記価格は、いずれも2024年1月現在の価格です。2020年に購入したときは、テキスト代は495円(本体450円+税)だったので、値上がりしているのを実感しました。

ダウンロードチケットは1冊につき、NHKラジオの1つの語学講座の1か月分の音声をダウンロードできます。音声ダウンロードチケットは、年4回(3、6、9、12月)発行していて、それぞれ音声をダウンロードできる期間が決まっています。有効期限を過ぎてしまうと使用できなくなってしまうので注意が必要です。大体1年前くらいの講座はダウンロードできなくなってしまうので、これから学習しようと思っている場合は、最新かひとつまえの講座で学習するのがベターです。

NHKラジオ韓国語(ハングル)講座の構成

NHKラジオ韓国語(ハングル)講座は、1つの講座が6か月分で構成されているので、4月と10月にそれぞれスタートします。
なので、学習するタイミングにもよりますが、4月スタートの講座にするか、10月スタートの講座にするか選択することになりますが、実際にテキストをみて、自分なりに学習しやすそうな内容である方を選択したほうがよいと思います。

NHKラジオ語学講座のテキストは、比較的多くの本屋で購入できます。ただ、場所によっては、近くに本屋がなかったり、遠くにあって買いに行くのが面倒だったりします。そんなときは、ネット通販に頼ることになりますが、一度ずつ購入するときは「NHK出版」や「楽天ブックス」が便利です。定期購読をするときは「雑誌の定期購読オンライン書店 Fujisan」が便利です。

どちらも自宅のポストに届くのでとってもラクで便利です。しかも、テキストによっては送料無料です。

追加で使用したテキストの紹介

NKHラジオ韓国語(ハングル)講座の学習を始める前に購入していた市販テキストがあったので、こちらも合わせて使用していこうと思います。今回使用するのは、ひとりで学べる韓国語会話韓国語初歩の初歩です。

ひとりで学べる韓国語会話

高橋書店 1430円(本体1300円+税)

ひとりで学べる韓国語会話のポイント

  1. 韓国語会話をメインに学習できる
  2. いろいろな場面で使える「入れ替えフレーズ」が多く掲載

この本は、韓国語会話を目的として学習できる内容です。なので韓国語初心者が学ぶ基礎文法については内容は少なくなっています。一通り基礎文法を学習したあとに、より実践的な学習に移ったときや、実際に韓国に旅行するときなどに使用するテキストという感じです。

韓国語初歩の初歩

高橋書店 1320円(本体1200円+税)

韓国語初歩の初歩のポイント

  1. 韓国語の発音やハングルの書き方、基本単語を1から学べる
  2. コミュニケーションや挨拶などで使える「カタコトフレーズ」を掲載
  3. いろいろな場面で使える「基本フレーズ」「入れ替えフレーズ」を掲載
      →1か月分の音声データを購入すれば、放送時間に関係なく自分のペースで学習できる

この本は、韓国語の発音やハングルの書き方などの基礎的な内容に始まり、挨拶や「私は~です」といった基本フレーズ、単語を入れ替えるだけでいろいろな表現ができる入れ替えフレーズなどを学習することができますが、韓国語の文法を学ぶ目的では、内容が少なく感じます。なので初心者向けの文法書できっちり学習したあとに、プラスアルファで使用するテキストという感じです。

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