さて今日からスペイン語の勉強を始めます。
スペイン語は、スペインはもちろん中南米の多くの国で話されていて、世界の20以上の国と地域で、約4億人以上の人々が話している言語です。
つまりスペイン語を話すことができれば、単純に世界4億人とコミュニケーションをとることができるようになります(あくまでも計算上ですが)。
ただし、スペインと中南米各国では、それぞれのスペイン語がそれぞれの特徴をもっています。
同じものを指すのにそれぞれ違う単語を使ったり、逆に同じ言葉でもそれぞれ違うものを指したり、です。
長い時間をかけてそれぞれ各国が育んできた歴史や文化、風習によるところが大きいのでしょう。
(英語でもイギリス英語とアメリカ英語があったり、中国語でも標準語として北京語がありますがこれも一方言にすぎず地方によってはそれぞれ異なる方言があったりします)
ただ、それぞれの国で特徴をもつスペイン語ですが、基本的な文法ルールは同じなので、
基本としてスペインで話されているスペイン語を学んでいくことにします。
なお、日本語とスペイン語は発音が似ているようで、日本人が発音するスペイン語はネイティブの人たちに伝わりやすいのです。これは日本人話者にとってありがたいことです。
また、文法についても、スペイン語は日本語と同じく、主語(私、あなた)を省略しても文章が成り立つことが多い言語です。主語を省略しても、主語に応じて動詞の形を変化させるため、動詞をみれば主語が私なのか、あなたなのかが判断できるためです。ということは、動詞の変化を覚えることが重要となります。
<例:hablar 話す>
Yo hablo. わたしは、話す
Tú hablas. 君は、話す
Usted habla. あなたは、話す
Nosotros hablamos. わたしたちは、話す
Vosotros habláis. きみたちは、話す
Ustedes hablan. あなたたちは、話す
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