外国語の資格で、スペイン語に関する資格について紹介します。
※2023年3月5日更新
スペイン語技能検定
試験概要
スペイン語技能検定は、公益財団法人日本スペイン協会が実施しているスペイン語の語学力を客観的に評価する資格。
試験級
1級から6級まで6段階
メリット
・公用語としている国と地域が21、約5.9億人以上が使用し、国連の公用語にも規定されている世界の主要言語のひとつであるため、言語としての需要は高く、学習後の使用範囲は比較的広い。
・留学時の公的証明、大学等の単位互換認定、通訳・翻訳業務の能力証明、官公庁や民間企業の採用試験などの活用されている。
・1級合格者は、全国通訳案内士試験の外国語筆記試験が免除される。
DELEスペイン語検定
試験概要
DELEスペイン語検定はスペイン教育・職業訓練省の下に、スペイン国外ではインスティトゥト・セルバンテスが実施する、高い信頼性をもったスペイン語の検定試験です。1988年にスペイン語を母国語としない人々のスペイン語能力を測るテストとしてはじまり、現在DELEは世界100カ国以上で実施されています。スペイン語圏への留学、就職などの際に語学のレベルを保証するものとして国際的に認められています。
試験級
A1からC2級まで6段階
メリット
・スペイン教育職業訓練省が発行、スペイン国外ではインスティトゥト・セルバンテス東京が運営実施する、権威ある公認の資格のスペイン語の検定試験で、日本の唯一の公認資格です。
・欧州評議会の定める語学力評価基準に基くスペイン語運用能力テストのグローバルスタンダードとなっていて、海外でのスペイン語能力の証明に、世界どこででも通用する資格。
・スペイン語圏諸国では留学、就職の際に入試優遇やスペイン語知識試験免除、学内単位認定、海外派遣選考の目安となっている。
・日本国内でもスペイン語授業の単位として認められる大学があり、多くの企業で資格要件になっている。
・一度取得したら生涯更新の必要がない終身資格のため、スペイン語能力が充分である証明として永久活用できる。
・「読む」「聞く」「書く」に加えて「話す」を重視する検定のため、実際のコミュニケーションに必要な能力を証明することができる。
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