外国語の資格で、中国語に関する資格を紹介します。
※2023年3月5日更新
中国語検定
試験概要
中国語検定試験(「中検」)は,主に日本語を母語とする中国語学習者を対象とし、中国語読解及び聴解能力のほか翻訳能力を問う試験です。
試験級
1級~準4級までの6段階
メリット
・1級合格者は通訳案内士試験の外国語筆記試験が免除される
・中国語読解及び聴解能力のほか翻訳能力を問う試験のため、日本の企業での活躍を目指す方に適している
漢語水平考試(HSK)
試験概要
中国語が母国語ではない人の中国語の能力を図るために作られた試験で、世界各地で実施されています。
試験級
1級~6級までの6段階
メリット
・中国政府の認定試験であるため、中国において中国語能力の公的な証明として通用するほか、日本国内においても就職時の中国語能力を自己アピールできたり、大学入試時の際に資格取得者に対して優遇措置をとる大学もある。
・中国語による設問に中国語で答えることを求め、中国語の運用能力を問うものであるため、中国の大学本科への留学や中国企業で活躍を目指す方に適している
実用中国語技能検定試験
試験概要
公益法人が実施する中国語検定試験です。
試験級
1級~5級までの6段階
メリット
・翻訳能力、並びにその他の能力も外国語を外国語として認識し日本語での問いかけは使用しないため、使える言語としての能力を測ることができる
中国語コミュニケーション能力検定
試験概要
中国語コミュニケーション能力検定(TECC:Test of Communicative Chinese)は、中国語によるコミュニケーション能力を測定する資格検定です。
試験級
TECCは易~難までの問題をバランスよく出題した1種類のテストで行われます。0~1000点のきめ細かなスコアで表示されるたので、受験者一人一人の実力の度合いが詳しくわかります。さらにスコアはA~Fの能力別レベルで定義づけられているので現在の実力状況をより具体的に把握することができます。
メリット
・断片的な知識や高度に専門的な内容ではなく、実際にコミュニケーションする際の中国語運用能力を正確に測定するため、出題内容も日常生活やビジネスシーンでよく使われる中国語を素材として厳選し、評価方法として日本で初めて1000点満点の「スコア表示方式」を採用している
・0~1000点のきめ細かなスコアで表示されるため受験者一人一人の実力の度合いが詳しくわかる
・企業や地方公共団体の多くが採用・昇進・海外派遣要因の選考や社員教育・研修などで活用している
・2021年6月よりオンラインテストに移行したため、自宅にいても受験できる
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